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へバーデン結節

 

 

へバーデン結節とは

 

指の第一関節が変形して痛みが出る病気です。特に女性に多くみられることから女性ホルモンの影響が深く関わっているとされています。

へバーデン結節

日本手外科学会「手外科シリーズ 4」から画像を引用

 

原因

へバーデン結節の明確な原因は完全に解明されていませんが、 40代以降の女性に多いことから 女性ホルモンの関与が指摘されています。 女性ホルモンには 軟骨の保護作用を持つため、女性ホルモンの減少とともに軟骨のすり減りや変形が進行すると考えられます。また、家族内での発症例が多いことから遺伝的要因も考慮されるほか、女性の生活習慣、特に手を頻繁に使う家事や手作業による指の過度な使用も影響している可能性が考えられます。

 

症状

へバーデン結節の症状は、指のこわばり動かす際の痛み指の変形や伸展制限などが主となります。具体的には、朝の指のこわばりや動作時の痛み、指が正常に伸びない、第1関節の変形やゴツゴツとした感触、さらに粘液嚢腫と呼ばれる水ぶくれのようなものが出現することもあります。

 

へバーデン結節の治療

保存療法

第一選択として保存療法が行われます。

安静:痛みが強い場合にはテーピングなどで固定して安静にすることで痛みが軽減します。

薬物療法:炎症を抑えるため湿布や外用薬を使います。

手術

保存的療法で痛みが改善しないときや変形がひどくなり日常生活に支障をきたす場合は、手術を考慮します。手術法には骨棘を切除するものや関節を固定してしまう方法が行われます。

 

有効なサプリメント

へバーデン結節は女性ホルモンが影響している可能性が指摘されており、そのため女性ホルモンに似た働きを持つ物質が注目を浴びています。その代表的なものとして、近年イソフラボン由来のエクオールというサプリメントが注目されています。イソフラボンは大豆や納豆、豆腐といった食品に多く含まれる成分であり、エストロゲンと似た作用を持つため、植物エストロゲン(フィトエストロゲン)とも呼ばれます。

しかし日本人の2人に1人は腸内細菌がイソフラボンを適切に代謝することができないとされています。このイソフラボンの代謝過程で生じる「エクオール」という物質が注目されてきており、へバーデン結節の症状軽減への寄与が期待されています。

当院では、このエクオールを主成分としたサプリメント「エクエルプチ」を取り扱っております。これは、一般のお店では手に入らない、クリニック限定のサプリメントです。へバーデン結節の症状に悩む方は、当院まで気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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