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ブロック注射

【福岡市近郊にお住まいの方へ】
痛み止めが効かないその痛み、当院ならエコーを使って安全に治療できます。
→ 西新駅前こうの整形外科の「ブロック注射専門外来」を見る

「痛み」を我慢してはいけない、医学的な理由

「痛み止めで散らしていれば、そのうち治るだろう」
そう思って、痛みを我慢していませんか?
実は、痛みを放置することは、単に辛い時間が長引くだけでなく、身体の中で「治りにくい身体」へと作り変えてしまうリスクがあるのです。

医学でわかっている「痛みがこじれる」2つの原因

① 動かなくなることによる悪化(恐怖回避の悪循環)
「動かすと痛い」という経験が積み重なると、無意識に身体を動かすことを避けるようになります。これを医学的に「恐怖回避モデル」と呼びます。
安静にしすぎると、筋肉が痩せて固まり、血流が悪化します。その結果、発痛物質(痛みの成分)が患部に溜まり続け、さらに痛みが強くなるという「負のループ」に陥ってしまいます。

② 神経が痛みを「記憶」してしまう(Pain Stickiness)
もう一つの怖い点は、痛みが脳や神経に「へばりつく(Pain Stickiness)」現象です。
痛みが長く続くと、脳や脊髄の神経回路が変化し、痛みに対して過敏になってしまうことがわかっています(中枢感作)。
いわば神経が痛みを「記憶」してしまった状態で、こうなると、本来痛くないはずの軽い刺激でも強い痛みを感じるようになり、治療を始めても治りにくくなってしまいます。

ブロック注射は「悪循環のリセットボタン」

飲み薬や湿布だけでは届かない、この「興奮した神経」に直接アプローチできるのがブロック注射です。
過敏になった神経を一時的に休ませ、血流を一気に改善させることで、身体が本来持っている「治そうとする力(自然治癒力)」を引き出し、「こじれてしまった悪循環」を断ち切る役割を果たします。

痛みの悪循環
そこで「ブロック注射」
悪循環を断ち切る!
治療による好循環

代表的なブロック注射の種類

痛みの原因や場所に合わせ、適切な注射を選択します。

1. 硬膜外(こうまくがい)ブロック

腰痛や坐骨神経痛(ヘルニア・脊柱管狭窄症など)で最も多く行われる治療法の一つです。
背骨の中にある神経の通り道(硬膜外腔)に薬液を注入し、神経の興奮を広範囲に抑えます。

※仙骨硬膜外ブロックについて
お尻や陰部の痛み(陰部神経痛・肛門挙筋痛など)に対して、尾骨のあたりから注入する「仙骨硬膜外ブロック」も有効な場合があります。

2. ハイドロリリース(筋膜リリース注射)

近年注目されている、エコーを使った新しい治療法です。
神経や筋肉の周りにある膜(筋膜)が癒着して動きが悪くなっている場所に、生理食塩水などを注入して「剥がす」ことで、痛みや痺れを改善します。
肩こりや腰痛、手足の痺れなどに広く用いられます。

3. トリガーポイント注射

筋肉が硬くなって痛みを発している「発痛点(トリガーポイント)」に直接注射を行い、血流を改善させます。

ブロック注射に関するQ&A

診療の現場でよくいただくご質問をまとめました。
(クリックで回答が開きます)

Q. 注射は痛くないですか?
針を刺す治療ですので、無痛ではありません。しかし、現在は「極細の針(25G〜27G等)」を使用したり、針を刺すスピードを工夫することで、痛みを最小限に抑えることが可能です。「想像していたより痛くなかった」とおっしゃる患者様が多いです。
Q. 何回くらい打てば治りますか?
症状や重症度により個人差があります。1回で劇的に改善する方もいれば、週に1回程度の間隔で数回(3〜5回)続けることで、徐々に痛みのレベルが下がっていく方もいます。
大切なのは「痛みの悪循環」が断ち切れるまで、焦らず治療を継続することです。
Q. 副作用はありますか?
使用する薬剤(局所麻酔薬)による一時的な足の脱力感や、ふらつきが出ることがあります。これらは数時間で自然に戻ります。
稀に出血や感染のリスクもありますが、エコーガイド下で血管を避けて行ったり、清潔操作を徹底することで、そのリスクを低減させることが可能です。
Q. 癖になりませんか?
「一度打つと、一生打ち続けなければならない」というのは誤解です。
痛みが落ち着き、血流が改善して筋肉がほぐれれば、注射の必要はなくなります。漫然と注射を続けるのではなく、リハビリや運動療法へ移行し「卒業」を目指すのが一般的な治療の流れです。
Q. 高齢でも受けられますか?
はい、ご高齢の方でも受けていただける治療です。痛みが強くて動けない状態が続くと、足腰の筋力が急速に弱ってしまいます(フレイル)。ご高齢の方こそ、早めに痛みを取り除き、動ける状態に戻すことが重要です。
Q. 車の運転はできますか?
注射の種類によっては、一時的に足に力が入りにくくなることがあるため、直後の運転は控えていただく場合があります。ご家族の送迎や、公共交通機関でのご来院を推奨するケースもありますので、クリニックの指示に従ってください。
Q. 当日はお風呂に入れますか?
一般的なブロック注射であれば、当日からシャワー浴は可能なケースが大半です。ただし、注射部位を強くこすったり、長湯で温まりすぎることは避けてください。
Q. 薬を飲んでいても大丈夫ですか?
基本的には問題ありませんが、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を服用されている場合は、出血のリスクを考慮する必要があります。必ず事前にお薬手帳を持参し、医師にご相談ください。

安全なブロック注射を受けるための「3つの基準」

ブロック注射は高い効果が期待できますが、デリケートな神経の近くに針を進めるため、高い技術と安全管理が求められます。
後悔しないために、以下のポイントを確認しましょう。

① 「可視化」されているか(エコーの使用)

従来は、体表の骨や筋肉の位置を頼りに針を進める「ランドマーク法」という手技が一般的でした。もちろん、解剖を熟知した医師であればこの方法でも治療は可能です。
しかし、神経や血管の走行には個人差があります。
より安全性を高めるために、現在は超音波(エコー)画像診断装置を使い、体内をリアルタイムで「見て確認しながら」打つ方法(エコーガイド下)が推奨されるようになっています。

② 解剖を熟知した「専門医」であるか

安全な注射には、複雑な神経・筋肉・骨の構造(解剖学)の深い知識が不可欠です。
整形外科専門医など、身体の構造を知り尽くした医師による診断が推奨されます。

③ 「痛みへの配慮」があるか

治療のための注射で、余計な痛みを感じては本末転倒です。
極細の針を使用したり、針を刺すスピードを調整するなど、患者様の負担を減らす配慮がされているクリニックを選びましょう。


その痛み、我慢せずにご相談ください

西新駅前こうの整形外科では、「全例エコーガイド下」「日本整形外科学会専門医による施術」「痛みに配慮した極細針」を徹底しています。
※地元の早良区・西区はもちろん、博多・東区・糸島からも多数ご来院いただいています。

今すぐWEB予約・詳細はこちら >

福岡県福岡市早良区西新4丁目8-38 2F
(地下鉄「西新駅」徒歩1分)

記事監修:日本整形外科学会専門医 河野 大

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